発熱外来とは
主に発熱の患者様を対象にした発熱外来を設けています。発熱のある病気としては、2020年に猛威をふるった新型コロナウイルス感染症が記憶に新しいかと思いますが、ほかにもインフルエンザなど感染力が強く、流行しやすい感染症というのもあります。
当院では、上記で挙げたような感染症の可能性も考えられる発熱の症状がある患者様については、一般の外来とは別の対応をさせていただきます。
発熱外来の対象となる患者様
- 37.5℃以上の発熱がある
【体温が37.5℃未満でも以下の症状がある】
- 鼻水や咳の症状がある、喉が痛む
- 匂いや味がわからなくなった
- 呼吸をするのが苦しい
- 全身に倦怠感がある
- 嘔吐、下痢等の消化器症状がある
- 身近に新型コロナ感染症、インフルエンザの患者様がいる
- ついこの間、海外から帰国したが、体調不良が今も続く など
感染症の予防対策にご協力ください
上記の症状に心当たりのある患者様につきましては、来院されるにあたって、まずお電話等で受付までご連絡いただくか、もしくは予約システムでご予約いただくことをお願いしています。
このような措置をとることは、院内におられる一般患者様やスタッフ等への感染リスクをできるだけ避けるようにするためのものでもあります。お手数をおかけしますが、ご協力ください。その後の流れですが、電話を受けたスタッフが、受診方法を説明しますので、その指示に従ってください。
なお発熱等の症状がみられる状態で、連絡なしにご来院された場合は、受診をお断りすることもあります。あらかじめご了承ください。
診察の結果、新型コロナウイルス感染症の疑いがあれば、感染の有無を判定するための検査として、抗原検査もしくはPCR検査を行います。この場合、鼻咽頭ぬぐい液や唾液などを検体として採取します。なお抗原検査については、15分程度で結果が判明しますが、PCR検査については外部の検査機関に委託しておりますので、結果がわかるまで2~3日程度かかることがあります。そのため、結果がわかるまでは、外出を可能な限り控えるようにしてください。なお治療が必要となれば、薬物療法が必要となることもあります。
当院では新型コロナウイルス抗原検査のほかに、インフルエンザ検査、マイコプラズマ抗原検査も可能になっておりますので、発熱でお困りの方はぜひお仕事帰りにもお立ち寄りください。